ジメっとした季節の変わり目、梅雨。梅雨といえば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。雨は勿論のこと、雨からくるカビ等のマイナスなイメージから、夏が近いというポジティブなイメージまで様々かと思います。そんな中ポジティブなイメージの一つに、綺麗な紫陽花の花が見れるというのがあると思います。
この紫陽花、とても綺麗で見かけると嬉しい気分になりますが、実は犬にとっては危険なものであると皆さんは知っていましたか。
どうして紫陽花は犬にとって危険なのか
そもそも、どうして紫陽花は危険なのでしょうか。
紫陽花は、厚生労働省でも自然毒のリスクプロファイルに名前が挙がっている花です。
自然毒のリスクプロファイルということで、危険な理由は毒になります。
しかしこの毒性成分、実は明らかになっていないのですが、実例として食中毒を起こしたり、嘔吐、めまい、過呼吸、痙攣、麻痺等が発症するそう。
上記は人間の症状例ですが、同じ哺乳類である犬にも同様な症状が現れるそうで、食べてはいけない野草にまず挙がってきます。
もし紫陽花を愛犬が食べてしまったら?
そんな紫陽花ですが、もし愛犬が食べてしまった場合は、近場やかかりつけの動物病院にすぐに行くことがよいです。
勝手な判断をしても急激に症状が悪化する場合などがあるため、絶対に一人で判断しないようにしてください。
また連れていく際には、「いつ」「何を」「どのくらいの量を食べたか」等の詳細な情報が必要な為、メモ等をして覚えておきましょう。
愛犬の誤食を防ぐために
重篤な症状になりかねない毒をもつ紫陽花の危険性については、上記に書いた通りですが、誤食をしないためにはどのようにすればよいのでしょうか。
やはりこういった事にならない為には、注意をすることが一番です。
日頃散歩する道に紫陽花がないか、あらかじめリサーチしてみたり、一緒に歩くときはいつもより注意深く見てあげる事で防ぐことができます。
また訓練で拾い食いをしないように、しつけをするのもいいですね。
最後に
皆さんの大事な愛犬の為にも、今一度周りの環境に紫陽花があるか確認したり、散歩時の行動をより注意深く見たりと、気を付けましょう。
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