出血を瞬時に止められるジェル「VetiGel」の動物用がアメリカで獣医向けに出荷される見込みになったと、WIREDが報じています。
VetiGelは天然の藻類をベースとしたポリマーから作られたジェル。このポリマーが、体の内部で生じる血液凝固作用を促進し、止血を早めます。
このジェルは大量に出血していても、そのほとんどを12秒以内に止めることができるとされています。
VetiGelは今夏、動物用の出荷をアメリカで開始。その後はイギリスでの販売を予定。
現在、獣医による動物での試験が行われていますが今のところ副作用は報告されていないとのこと。動物用のFDAの承認が得られたら人間での臨床試験も開始予定。
今現在、アメリカで試験中ということで日本に入ってくるのはだいぶ先になりそうです。しかし、仮に日本に入ってきたら咬傷などの外傷による死亡率は改善されそうです。本当に副作用は無いのかなどの疑問、課題はあるかと思いますが今後の発展に期待が膨らみます。
この記事へのコメントはありません。