冷房に頼り切るのは危ない!犬の暑さ対策を6つご紹介!


年々、暑さが増していく夏。昨年は最高気温39度を記録し、犬は勿論、我々人間にとっても非常に厳しい暑さです。
そんな暑い本格的な夏がもうすぐやってくるわけですが、皆様はお留守番中の愛犬の暑さ対策を行っていますか?
今年初めて夏を一緒に過ごす新米飼い主様、例年やっているよ!というベテラン飼い主様もおさらいを込めて、今一度問題や対策を確認してみませんか?

犬にとって暑さは天敵!

よく夏に、犬がはぁはぁと舌を出しているのを見ると思いますが、これはパンティングと呼ばれるものです。
この行為によって、熱を拡散しています。
ところが、このパンティングは人間の汗のように熱放出の効率がよくありません。
このため対策を行わないと、犬にとって非常に厳しい環境に陥ってしまいます。
その最たるものは「熱中症」。我々が普段よく聞くフレーズですが、犬にとっても怖い症状です。重症になると呼吸不全やけいれん等を起こし命に関わります。
こういった重篤な症状を起こさない為にも、飼い主による暑さ対策は非常な重要な要素となってくるのです。

暑さの対策はどうするの?

では、暑さの対策とは具体的にどうするのでしょうか。一般的に行われているものを解説を交えご紹介していきます。

①お水

人間にとっても非常に重要なお水ですが、それは犬も同じです。
熱の放出が上手くない分、水を飲むことによって体温を下げようとします。
その為、こまめにあげることは勿論、大き目の器で余裕をもってあげたい所です。

②アルミプレートやジェルマット

夏場でよく愛犬が廊下等で涼んでいる所を見た飼い主様も多いと思います。
これは、日の当たらない廊下では地面がひんやりして気持ちが良いからです。
このひんやりを、長くどこでも感じることができるのが、アルミプレートやジェルマット。
敷いた場所がたちまち廊下に早変わり。愛犬にとって夏のオアシスになること間違いなしです。

③冷房

人間にとっても、もはや手放せない冷房。
やはり、犬にとっても同じで冷房は強い味方。
余りにも外気温と離れている気温設定は逆に自律神経の乱れ等で体調が悪くなるので気を付けなければなりませんが、大体25度~27度が最適なようです。
最近はお留守番用にwifiで操作できる冷房もあるほど。

しかし、この冷房は万能ではなく落とし穴が存在している場合も。
一つ目の落とし穴は停電です。停電が起きてしまうと機能しなくなるので、お留守番中に停電が起きてしまうと、非常な危険な状態になりかねません。
そして、もう一つの落とし穴は最近ある「人感センサー」の問題です。
実際に愛犬が亡くなってしまった実例があるように、お留守番中に人がいない為動作が停止してしまった例もあるそう。
人感センサーがある冷房をお持ちの飼い主様は要注意です。

④夏服

最近流行の愛犬用服。夏は暑いから着せない飼い主様も多いと思いますが、実は夏用の服もあるのをご存知でしょうか。
首に保冷剤ポケットがあったり、遮熱効果やUVカットをした服等、人間と遜色ない機能性のある服があります。
愛犬もお洒落をしつつ、クールダウンすることができますね。

⑤お留守番カメラ

このサイトでもご紹介した「おるすばんカメラ」や


Furbo

をはじめ、様々なお留守番カメラサービスがあります。これらを使って愛犬の状態を逐一見ることができる為、万が一でもすぐに近所の人に連絡を取ったり、普段の様子から適度な温度や水の量等がわかります。

⑥外飼いの愛犬には?

上記で説明したものは、大体が室内犬用の対策でした。
しかし全ての犬が室内にいるとは限りません。外飼いの犬もいると思います。
外は空調が効かない環境なので、飼い主側で工夫をしてあげることが必要です。
日陰を作ってあげたり、打ち水をマメにしてあげたり、風通しを少しでもよくしてあげる事で、愛犬の負担を軽減できます。水はこまめに補充してあげましょう。
また、アルミプレート等と同じ役割を土や芝で行うことができるので、犬小屋等の日陰のある場所は、できれば土か芝が地面になるように調整するといいでしょう。

まとめ

このように、夏を乗り切るための暑さ対策は色々とあります。
今一度、愛犬の環境を上記の状況を踏まえて見直してみてはいかがでしょうか。

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