【引用】ペットと新型コロナウイルス~ペットを守るには

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令され、ヒトはもとより、愛犬・愛猫をはじめとするペット達にも不便な状況が続いております。
不要不急の外出自粛ということで、毎日長時間していたお散歩ができなくなった、大好きなボール拾いが出来なくなったというワンちゃんや飼い主様の声がハピプレにも届いております。
さらに多く聞こえるのが「ペットとコロナについて」という声です。
「新型コロナウイルスに自分が、家族が、そしてペットが感染したら。。」
今回は厚労省をはじめとする様々な文献を引用しつつ、「ペットとコロナ」についてお送りしたいと思います。

ペットはコロナに感染するのか

すべてのペットを愛する飼い主様たちにとって、今一番の心配ごとは「ペットもコロナに感染するのか」ということですが、残念ながら海外では数例ではありますが、ヒトから動物へ感染したケースが報告されています。
皆様の記憶にも新しい2020年2月下旬、香港に住む60歳の女性が新型コロナウイルスに感染し、一緒に暮らしていた老齢のポメラニアンが感染したという事例がありました。
この件以降、海外では2件の症例(香港:犬, ベルギー:猫)が報告されています。
新型コロナが騒がれ始めた当初は「犬が感染する可能性は極めて低い」と言われていましたが、これらの報告より、ペット達にも十分に気を付けてあげなければいけないということですね。

これまでのところ、海外では新型コロナウイルスに感染したヒトからイヌ、ネコが感染したと考えられる事例が数例報告されております。また、動物園のトラでの感染(飼育員から感染したと推察されている)事例も報告されています。
ただし、新型コロナウイルスは主に発症したヒトからヒトへの飛沫感染や接触感染により感染することが分かっており、現時点で動物での感染事例はわずかな数に限られています。厚生労働省HPより

ペットからヒトにコロナが感染することはあるのか

2020年4月現在において、ペットからヒトにコロナが感染されたという事例は報告されていないということです。
しかしコロナは動物由来感染症と言われていることから、今後どのような変化があるか分からないという点、上記「ヒトからペットへの感染」という可能性も含め、毎日の手洗いは今まで以上に念入りにすることはいうまでもありません。
ペットと触れ合う時は必ず前後に手指の消毒をし、過剰すぎる接触は避けることが推奨されています。
また「ペットの体調が悪い場合はできる限り不必要な接触を控える」という求めも同時に出されています。ペットの体調が悪い時ほど側に居てあげたいとは思いますが、お互いを守るためにも、今は過度な接触は避けることが望ましいようです。

これまでのところ、新型コロナウイルスがペットから人に感染した事例は報告されておりません。
しかしながら動物由来感染症の予防のため、動物との過度な接触は控えるとともに、普段から動物に接触した後は、手洗いや手指用アルコールでの消毒等を行うようにしてください。特にペットの体調が悪い場合はできる限り不必要な接触を控えましょう。厚生労働省HPより

もし自分がコロナに感染してしまったら

「新型コロナウイルスに自分や家族が感染した場合、ペット達はどうすればいいのか」
多くの飼い主様が不安を抱えていらっしゃると思います。
そんな中、飼い主様の感染に備えてペットを預かる取り組みが始まっているそうです。

以下、2020年4月18日付 日本経済新聞夕刊よりの引用・抜粋です。

「私が陽性だったら、うちの猫はどうなるのか」。15日、神奈川県内の動物病院に切羽詰まった様子で男性が電話を掛けてきた。感染者の濃厚接触者としてPCR検査を受け、自宅で結果を待っている。男性は「猫にもPCR検査を受けさせたい」「私が入院したら面倒を見る人がいない」と訴えたという。
 電話を受けた男性院長の元には4月以降、不安になった飼い主からの相談が相次ぐ。院長は「感染メカニズムが分かっていない以上、飼い主はペットとの濃密なスキンシップを避け、万一感染し入院する場合に備えてペットの預け先を事前に確保して」と話す。

 ~中略~

 万一飼い主が感染した場合、ペットとどう接すればいいのか。東京都獣医師会は自宅療養中の部屋にペットを出入りさせず、ペットの体表に付着したウイルスがほかの人の感染源にならないようにシャンプーをすることを勧める。自宅療養ができない場合は「家族など他の人に世話を頼んで」と呼びかける。
 ペット保険を手掛けるアニコムホールディングスは4月、新型コロナに感染した人のペットを無償で預かる取り組みを始めた。飼い主の入院やホテル療養中、同社が経営する動物病院などでペットを預かり、獣医師らが世話をする。すでに新型コロナの感染者らから数十件の申し込みや相談が寄せられているという。
 ペットの受け入れにあたり、施設の消毒方法や搬送の注意点をまとめたガイドラインも作成した。施設の収容可能頭数より少なめに受け入れ、ペット用のPCR検査体制も整える。担当者は「新型コロナの患者がさらに増えれば、飼育放棄が起きかねない。各地でペットを預かる受け皿が広がれば」と話している。2020年4月18日付 日本経済新聞夕刊より抜粋

このようにペットを受け入れてくれる取り組みを使用することで、万一の際に備えることが出来るのは全てのペットオーナーにとって朗報ともいえます。

アニコムホールディングス株式会社によると、『ご希望される飼い主さまの数や、地域、状況によって規模を拡⼤してまいります。』とのこと。
「#StayAnicom」プロジェクトに関しましては下記をご参照ください。
コロナ感染者のペットを無償でお預かりする「#StayAnicom」プロジェクト

まとめ

新型コロナウイルスに自分自身が感染しないようにすることが一番です。自分が感染することにより家族に感染を広げない。それは同時に犬や猫をはじめとするペットたちを守る行為であるとも言えるのではないでしょうか。

日々緊張と不安な中でお過ごしのことと思いますが、今こそペットを新型コロナから守るために、我々人間一人ひとりが考えて行動していきたいですね。

【参考文献】
■2020年4月18日付 日本経済新聞夕刊
■厚生労働省~動物を飼育する方向けQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/doubutsu_qa__00001.html#Q1
■アニコムホールディングス株式会社~「#StayAnicom」プロジェクト
https://www.anicom.co.jp/release/2020/200410.html

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