愛犬と一緒にお出かけするときに気を付けたいのは、守るべきマナーですよね。愛犬の何気ない振る舞いで、ペットを飼っていない人の気持ちを損ねてしまうことがありますよ。そのようにならないためにも、今回はお出かけするときの犬連れのマナーのポイントをご紹介します。
愛犬とお出かけ中、興奮したときの対処方法とは?
愛犬のお出かけのときには、興奮しそうになったら行動をストップし冷静にさせることが大切です。例えば、愛犬を飼うと、犬はあちこちお出かけしたくなります。街中など公共の場に連れて行くには、「吠えない」「咬まない」 は基本です。もし吠えたら、大声で叱るとかえって興奮を高めてしまうので、威圧感のある低い声で「ノー」 とぴしゃりと言うなど訓練することが大切です。
明るくて友好的な性格の犬種の例えばトイプードルでは、他の人をみてすり寄ってきたり、ジャンプ攻撃をしかけてきて喜びを表現するかもしれません。しかし、世の中には、犬の苦手な人もたくさんいます。愛犬のなすがままにするのは迷惑となります。リードを短く持って行動を管理し、犬がそわそわしたり落ち着かなくなったり、抑制できる訓練を積むと良いでしょう。
お出かけ中の犬のリードの正しい握り方とは?
リードの輪っかの部分に、親指以外の4本の指を通します。手の甲の方まで、深く通しましょう。残りのリードを好きな場所で握ります。握る場所によって長さを調整できます。
犬の上手な座り方の方法
顔の前に手をかざし、その手で顔を後ろに押すようにして、座れと声をかけます。座らない場合、尻尾のつけねを握り、下にむけ軽く引っ張ります。愛犬に促すように座らせて、成功したらすかさずほめておやつをあげると良いでしょう。
犬の年齢ごとのしつけ方法やマナーのポイント
犬の年齢としつけ方法①:7〜8週齢までは兄弟猫と遊ばせる
子犬は母犬や兄弟犬と過ごす中で、不要なケンカをしない、相手を傷つけないといった犬としてのマナー身につけます。7〜8週までの早い段階で母犬から離すと、基本的な学習ができないため、将来さまざ まな問題が生じやすくなります。できるだけ7〜8終齢までの年齢までは、親兄弟と共に過ごすと良いでしょう。
犬の年齢としつけ②:子犬の社会化期の過ごし方を大切にする
生後3〜13週齢ぐらいは、子犬がさまざまな事物への適応力をつけるのに最適な社会化期です。この時期に街中や人混みに慣らせられればいいのですが、2回目(3回目の場合もある)のワクチンが済んだばかりで十分には対応できないかもしれません。せめてキャリーバッグで移動したり、ケージの中で過ごすことに慣れさせることから始めましょう。
犬の年齢としつけ方法③:尊敬される関係を構築させる
公共の場でたとえ愛犬が興奮状態になったとしても、飼い主さん自身が落ちついて対応すれば、犬にそれ以上余計な興奮をもたらしません。外出先で犬を制止したり、 しつけを入れたりとコントロールが必要なときもあるでしょう。犬に尊敬される飼い主さんでないと、対応になかなか苦戦するかもしれません。
犬の年齢としつけ方法④:叱るときは小言も体罰も不要
しつけをするにあたって、子犬を叱るときもあるでしょう。このとき、がみがみ叱りつけたり、だらだら小言を言っても効果はあり ません。一方、体罰も逆効果。信頼関係を損ねるばかりです。止めさせたいときは、低い 声で短くぴしゃりととがめつつ、どのように行動するのがよいのか、犬にきちんと教えてあげることです。
犬の年齢としつけ方法⑤:カーミングシグナル愛犬の声に耳を貸す
犬はボディランゲージの達人です。これはカーミングシグナルといって、言葉を持たない犬 たちの声です。「目をそらす」「伸びをする」「あくびする」「背中をむける」といった何気ない行動にメッセージが込められています。こうした静かな声に耳を傾け、愛犬の気持ちを汲んであげると、コミュニケーションしやすくなります。
終わりに
いかがでしたか。今回は犬とのお出かけの際のマナーやポイントをまとめてみました。わんちゃんとのお出かけをより一層楽しむためにも、是非犬連れのマナーのポイントを習得してみてくださいね!
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