大型インコの「ヨウム」が国内取引規制に。乱獲による数の急減が原因

大型インコの「ヨウム」など22種類の動物が国際希少性野生動植物に指定され、国内取引が規制されることとなりました。
規制の理由は「乱獲のため数が急減しているとされる」ためです。

規制の内容としては単純に取引が禁止されるというワケではなく、商業目的の輸出入が禁止されます。
国内での取引は国内繁殖した個体はペットショップなどでの購入が可能です。

取引が規制されるのであって、飼育が禁止されるわけではないのでご注意ください。

ちなみに、今回の国内規制に先駆けて2016年9月にはワシントン条約の「付属書1」への掲載が決まっています。
そのため、現在ヨウムを飼育している方が何らかの理由でヨウムを手放さざるをえなくなった時、誰かにヨウムを譲りたい場合は事前に登録票を取得しておく必要が出てきます。

登録票の取得等については鳥類の保護活動をしているNPO法人TSUBASAのこちらの記事に詳しく掲載されております。ヨウムを飼育している方、ヨウムに興味のある方は一度目を通されたほうがよろしいかと思います。

ヨウムを現在飼育されている方は「12月とヨウムと登録票」の記事も合わせてご覧ください。

情報元

大型インコのヨウムなど、国内取引を規制 閣議決定 -日本経済新聞
大型インコ国際取引禁止へ ペットで人気、絶滅危機-共同通信(掲載終了)
ヨウム国際取引禁止の動き-TSUBASAみらくる日記

 

  • コメント: 0

関連記事

  1. 廃棄する魚を犬猫用のペットフードに。兵庫県の企業

  2. 鎌倉市に譲渡型猫カフェがオープン

  3. 不審ドローンを捕獲する鷲、退職へ。オランダ警察

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA