岐阜県動物愛護センターと岐阜県動物愛護ネットワーク会議が5月25日から「地域猫」活動支援のモデル事業を始めると中日新聞で報じられています。
このモデル事業は先月、環境省より発表された「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」の中の一事業です。
自治会などの決議と依頼を受けて、ネットワーク加盟のボランティアらが野良猫を捕獲して、センターの獣医師が避妊・去勢の手術を行います。
今回、避妊・去勢の社会的な必要性を確認するため、個人からの依頼は受けないとのこと。
県庁所在地である岐阜市は「中核市のため」対象外です。
“※中核市…地方自治法第252条の22第1項に定める政令による指定を受けた市。指定の要件は「人口20万人以上」である事
活動の効果については、野良猫の平均寿命である「5年」の後明確になっていきます。
地域猫とは
地域猫(ちいきねこ)とは、特定の所有者(飼い主)がいない猫で、かつその猫が住みつく地域の猫好きな複数の住民たちの協力によって世話され、管理されている猫のこと。 この中には、特定個人や不特定多数によって、ただ給餌されるだけの猫は含まれない。 特定個人によってのみ給餌されるだけの猫は当該個人の飼い猫であり、特定個人に養われていない(管理責任を持つ者がいない)猫は野良猫である。
以上、Wikipediaの地域猫より転載
今回対象外とされた岐阜市は「中核市だから」と言うよりは、都市部という事で野良猫が他地区と比べて多いと思われる事から対象外となったのかもしれませんね。
環境省が発表した資料によると、活動のみではなく住民向けの講習会やボランティア育成のための講習会も実施するとの事です。
岐阜県の地域猫活動は「モデル的に地域猫活動を実施し、地域猫活動を広めるための参考とする。」とされているので、来年度以降の各地域での広がりが楽しみになります。
情報元
「地域猫」活動始めます 県愛護センターなどモデル事業(中日新聞)
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