ペットと同居可能な部屋(不動産)を借りる場合、貸す場合のチェックポイントについてまとめました。
今回は「ペットオーナーさんがペット可不動産を選ぶ際に気をつけたいポイント」です。
1.部屋の内装
チェックポイント
- 畳、障子、フスマ、壁紙
和風の内装は材質的におしっこが染みこやすく臭いと傷みの原因になります。壁紙の材質もチェックポイント。 - フローリング
ペットが粗相をした際にちゃんと清掃しても、おしっこが染み込んだりしてフローリングが腐る原因になります。また、ワンちゃんがフローリングの上を滑りながら走ったりすると、股関節の病気にかかる恐れもあります。
2.集合住宅の賃貸物件を探す場合
不動産会社が「ペット可」としていても、管理組合の規約に「ペット可」と明記されていないこともあるので、注意が必要です。ペットが原因による近隣トラブルが起こった際、規約に「ペット可」と明記されていない事から退去を余儀なくされるケースもあります。
「ペット可」「ペット相談可」どちらの物件を借りるとしても、不動産会社や管理会社に規約をきちんと聞いた上で借りる側の不明な点(隣人がペットを飼っているか、多当飼いが可能かなど)も確認する必要があります。また、入居後ペットを飼う場合は「入居したらペットを飼います」などの意思表示をしておくことも重要です。
3.あいまいな答えに注意する
不動産会社に「ここはペット可ですか?」などの質問をした際に「OKだと思います」といった曖昧な回答は注意する必要があります。
先述のように「暗黙の了解で飼っているだけで、明確にはペットの飼育が認められていない」可能性があります。
4.家賃が割高になる
「ペット可だから家賃は割高」という物件がほとんどです。家賃が数千円~数万円上乗せされたり、敷金が1ヶ月~4ヶ月分上乗せになったりします。
5.管理会社、不動産オーナーの知識、認識の不足
管理会社や不動産オーナーがペットに関する知識を持っていない場合、生活する上でペットオーナーさんが懸念している事を理解していない可能性があります。
そのため、「ペットを飼うための対策」をしていない物件をペット可物件にしている場合があります。このような物件に引っ越すと、足音や鳴き声による騒音トラブルの発生率が上がります。
物件を決定する際には不動産のオーナーや管理会社がペットについてちゃんと理解しているかも判断材料に加えたほうが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?次回は「ペットと暮らすならこんな設備が欲しい!不動産オーナーさん向け情報」などについて解説します。
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