DSファーマアニマルヘルスが6日、ペット向け再生医療薬の実用化のためにJ-ARMと共同開発契約を締結したと発表しました。
どんな薬を開発するの?
日経と産経の記事によると、まずヘルニアや重症のアトピー性皮膚炎を治療するワンちゃん用医薬品の開発に着手し、3年後をメドに実用化を目指すとしています。
再生医療ということで、治療の際にはワンちゃんの体から「間葉系幹細胞」を取り出します。その後、採取した細胞を培養、ワンちゃんに培養した細胞を注射することで炎症の抑制や皮膚の再生などを促します。
今後、ヘルニアやアトピー以外にも骨折や神経疾患などの治療薬にも取り組むとしています。
自家細胞治療における実績を持つJ-ARMと動物用医薬品の開発・製造・販売を行ってきたDSファーマアニマルヘルスの両社が手を組むことで獣医療の更なる発展が期待されます。
情報元
J-ARMとDSファーマアニマルヘルスの細胞医療事業に関する提携のお知らせ - DSファーマアニマルヘルス
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