スペインのある町で「人権と同等の権利を犬や猫に与える」という条例が可決されました。その町は1000年以上、犬や猫たちと暮らしてきました。
条例が可決された町はスペインのカスティーリャ・レオン州にあるTrigueros del Valleという人口約330人の小さな町。この町の住人たちは1000年以上も前から犬や猫たちと一緒に暮らしてきたという歴史があります。
この町の議会は先日、犬や猫たちを住人として認めるかどうかの投票を行いました。その結果、圧倒的多数の賛成によって可決。「町で生まれたものは人間や動物に関わらず、等しく生存する権利」が与えられ、ペットに関した人権に匹敵する条項を作成させる事が決定されたそうです。
今後、動物たちの殺処分を含むあらゆる残虐行為が禁止される見通し。
もしも日本で同じような条例が可決されたら、目の前に居るペットが「人間と同様の権利を持つ」という事を認識することで、安易に犬や猫を捨てたりする人が減るかもしれません。しかし、このような条例を可決するにはまだ日本の動物に対する意識のレベルは低いと筆者は感じます。1000年以上動物の共に暮らしてきたという、意識の高いTrigueros del Valleならではの条例だと思います。
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