釧路にあるタカオ商事が駆除のエゾシカを活用して、ワンちゃんの無添加おやつの製造・販売をしていると北海道新聞のウェブサイトで紹介されています。
商品は「ジャーキー」「チップ」「ステーキ」の3種類。
同社のある北海道ではエゾシカによる被害額は年間64億円(平成23年)にも上っており、農業や林業に従事している人達を悩ませています。そのため、北海道の各自治体ではエゾシカを駆除した数に応じて報奨金を出しています。
駆除されたエゾシカは食肉加工されることもあるのですが、ハンターに仕留められる際、胴体に弾が当たると食肉に適さなくなります。食肉に適さないエゾシカの死骸は廃棄処分されるケースが大半です。
タカオ商事は廃棄処分されてしまうエゾシカのお肉を活用して、ワンちゃん用の無添加おやつを商品化。2015年7月よりオンラインショップにて販売し始めました。
商品はエゾシカのモモ肉とロース使用した「ジャーキー」、小型犬でも食べやすい「チップ」、仔犬や老犬向けの噛みやすく消化しやすいミンチを用いた「ステーキ」の3種類が発売中。また、数量限定で硬くて歯磨きにも向いてる「エゾ鹿アキレス」の販売も近日予定されています。
同商品は同社のネットショップ(Amazon)のほか、釧路町内のガソリンスタンドや食肉店、地産品店、ホテルなどで販売されています。
情報元
駆除のエゾシカ、犬のおやつに 北海道・釧路の業者販売 - 北海道新聞
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