アイペット損害保険が「犬の飼い主のマナーに関する調査」の調査結果を発表しました。
発表内容によると犬を飼育していない人のうち、約45%が「犬が苦手」と感じているそう。
今回はこの調査結果をご紹介してまいります。
犬が苦手な理由は「嫌なことがあった」「怖い」など
アンケートには非飼育者のうち、44.6%が「犬が苦手」と回答しています。
「犬が苦手」と答えた理由は
- 昔、嫌なことがあった(44.6%)
- 怖い(42.6%)
- においが苦手(38.6%)
- よだれが苦手(26.7%)
- その他(8.0%)
となっております。
嫌なことの具体例としては「噛まれた」「追いかけられた」がありますが、いずれも飼い主がちゃんと制御すれば起こらない事なので、今後ペットオーナーのマナーが向上すれば「嫌なことがあった」の割合は減っていくかもしれません。
「怖い」「におい」「よだれ」については、回答者の経験や衛生観念によって変化するのでペットオーナー側での対処は難しそうです。
非飼育者からすると『「におい」は対処できるんじゃ?』と感じるかもしれませんが、毎日シャンプーしてたら皮膚炎になってしまう可能性が高いので、対処は難しいですね。
「犬が苦手な人に配慮できてるつもり」でも、他から見ると「不満を感じたことがある」人が多い現状
今回の調査結果では「犬が苦手な人に配慮できている」と回答したペットオーナーは86.9%でした。
それに対して、非飼育者では「犬の飼い主に対して不満を感じたことがある」と回答した人は65.2%でした。
不満を感じた最大の原因は「トイレの後始末をしない」だったので、1人のペットオーナーがフンを放置、それを複数人の非飼育者が見て不満を感じたパターンが多そうです。
不満点はいずれもペットオーナーのモラルの問題ですね。
無駄吠えをしないしつけ、散歩中はリードを引っ張らない等基本的なしつけも重要です。
ドッグラン以外でのノーリードは他人にケガをさせる恐れがありますし、はぐれたら保健所に連れて行かれてしまう可能性もあります。
ノーリードってワンちゃんにとって自由だからすごく良いように感じますが、他の人やワンちゃん自身の安全、命を守るための保険としてリードは必要です。
「同伴禁止の場所に連れてくる」「公共・交通機関などできちんとケージに入れない」は「ルールはきちんと守りましょう」といったところですね…。
ルールを守らないとペット禁止の場所が増えて、結果としてワンちゃんの肩身が狭くなってしまいます。
いかがでしたか?
今回はアイペット損害保険が発表した「犬飼い主のマナーに関する調査」の結果をご紹介いたしました。
ルールやマナーを守るのって肩身が狭く感じちゃいますよね。
でも、守らないともっと肩身が狭くなってしまいます。
また、ルールやマナーを守っている他のペットオーナーにも迷惑がかかってしまいます。
ルールとマナーを守って、住みよいペット社会を目指しましょう。
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