ペット向けウェアラブル端末の情報まとめ

1月14日から3日間、東京ビッグサイトにて「第2回 ウェアラブルEXPO」が行われました。
今回の記事ではウェアラブルEXPOにて出展されていたペット向けのウェアラブル端末の情報を中心に、ペット向けウェアラブル端末についてまとめていきます。

ウェアラブル端末って何?
a1180_000996

身につけて持ち歩く事が出来るデジタル端末の総称です。
ウェアラブル・デバイスとも言います。
少し前に話題になった端末ですと「グーグル・グラス」、
最近話題の端末ですと「Appleウォッチ」がウェアラブル端末に分類されます。
日本製の端末ですとSonyの「Smart watch」シリーズですとか、任天堂の「フィット・メーター」、タニタの「カロリズム」等があります。
近年使われている「ウェアラブル端末」というのは基本的にスマートフォンと連携出来るタイプの端末を指す事が多い気がします(筆者体感)


ウェアラブル端末って何が出来るの?
a1180_003748

ウェアラブル端末の機能は様々ありますが、今回の記事ではウェアラブル端末を用いた「健康管理」に重きを置いて解説していきます。
機種にもよりますが、端末を常に身につける事で主に下記の情報を計測できます。(人間の場合)

  • 歩数
  • 活動量
  • 睡眠時間、睡眠の質

上記で紹介した項目以外にも計測できる情報があります(心拍数とか)
また、振動機能がある腕時計型端末では起床に最適なタイミングで起こしてくれる機能がある機種もあります。


ペット向けのウェアラブル端末では何が出来るの?
a1180_017130

冒頭で紹介した「ウェアラブルEXPO」で出展されていたアニコール社の「つながるコル」ですと下記の機能があります。

  • 心拍数計測
  • 体温計測
  • ペットの感情の可視化
  • 迷子札

特に、心拍数と体温を計測する事で散歩中に「熱中症の警告」を出す事も出来ます。

(参考)  ペットにもウエアラブル機器、犬の熱中症も心配無用-Japan Real Time-WSJ
(参考) anicall (アニコール)

2017/5/8追記 つながるコルは迷子札機能のみの商品でした。お詫びして訂正いたします。

この「つながるコル」はanicallというアプリと連携する事でライフログの管理をする事もできるようです。
anicall自体にも写真に撮ったペットの表情から、感情を推測する機能もあります。

こちらの「つながるコル」、公式サイトによると2015年3月の発売予定です。
また、「つながるコル」以外にも「しらせるアム」や、「みまもるヴォル」を発売する計画だそうです。


発売中のペット向けウェアラブル端末

アメリカ製のウェアラブル端末もありますが、筆者が英語に不案内なため日本製のみの紹介になります。
(参考)Whistle Activity Monitor ※英語サイトです

わんダント(サービス終了)

富士通から発売されているウェアラブル端末です。重さは約16g。
発売は2012年11月28日なので、ペット向けウェアラブル端末では先駆けになります。
機能は下記の通り

  • 歩数の記録
  • ぶるぶる(震え)の記録
  • 環境温度の変化の記録

FeliCaを用いて通信するため、スマートフォンで利用する場合はFeliCa対応スマートフォンである必要があります。
なお、スマートフォンがFeliCaに対応していなくても、パソコン用のFeliCaポートがセットで付いてくるためパソコンで利用する事もできます。

このわんダント、ライフログ等を確認・管理するのにわんダント サイトに登録する必要があります。
こちらのわんダント サイト月額432円です。

詳しくは公式サイトをご確認ください。
わんダント(Wandant)|富士通の愛犬用健康管理サービス

ペットフィット(2016年サービス終了)

NECが製造し、NTTドコモがサービスを提供しているウェアラブル端末です。重さは約29グラム。
サービス開始日は2014年3月13日。
最大の特徴は3G通信機能とGPSを搭載している事で、リアルタイムな状況を把握出来ます。
機能は下記の通り

  • 歩数の記録
  • 状況の確認(寝ている、走っている等)
  • 居場所の把握(迷子になっても電池が切れるまでは現在地を把握可能)

専用アプリや専用サイトを利用する事で、ライフログの管理が出来るのは先述のわんダントと同様ですが、こちらは自動的に計測データがクラウド上にアップロードされます。
ランニングコストは「365日経過する」または「通信料が75MBに達する」度に7,500円かかります。ちょっとややこしいです。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
ペットフィット|NTTドコモ


最後に

今後、ペット向けのウェアラブル端末の種類も増えて来る思います。
現状では犬向けの端末が多いですが、今後は猫用の端末も出て来るのではないのでしょうか?
しかし、ウェアラブル端末を購入する前にはペットにとって負担にならないかを真剣に考えてからのご購入をオススメします。
特にわんちゃんは常に肩こりに悩んでいるとのお話もあるので、ウェアラブル端末を付ける際はちゃんとケアしてあげましょう。
(参考)犬にも肩こりはあるの?-わんこの先生


2015年3月追記:
この記事作成後の情報もまとめました。

  • コメント: 0

関連記事

  1. 春から夏にかかりやすい病気【猫編】

  2. ホリスティックケアを取り入れ健康を目指す

  3. 愛犬・猫のかわいい写真を撮るコツとは?インスタ映えする上手に撮る8つのコツをご紹介

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA