災害が起こる前にできる5つのこと

東日本大震災からもう5年が経とうとしています。
あの時、あの瞬間に起きたことは多くの方に衝撃を与え、その恐怖はこれからも忘れられないはずです。人間だけでなくペット達も同じ気持ちを感じたと思います。
今後、二度と起きない保証はありません。そのためにも、あの震災の教訓からできる限りの備えと対策が必要と知りました。これは大事なペットにも同じことが言えます。
2014年の調査で、ペットの災害にそなえている飼い主さんは64.9%と言われています。
今回は災害に備えてペットのためにできること、確認しておくポイントを5つご紹介します。
対策をされていない方はぜひご参考にしてみて下さい。また、されている方も今一度、確認し直してみて下さい。

1.普段の生活エリアの環境の確認

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屋内飼育

  • 家財の固定をしておきましょう。
  • クレート等の置き場所を見直しましょう。
    →下敷きにならない場所、逃げ込みやすい位置に置く。
  • 危険と思われる場所は入れないようにしておきましょう。
    →台所、高い家具があるような部屋

 屋外飼育

  • 小屋はブロック塀、ガラス窓、倒壊する恐れがある物のそばに置かない。
  • 首輪やリードは不備があれば直しておき、逃げ出さないようにリードをしっかり固定させておきましょう。

2.緊急時態に備えて必要なものを準備する

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フード

支援物資の支給には少し時間がかかるおそれがあります。1週間分以上は必ず準備して下さい。
※支援されるものは必ずしも希望のフードではありません。手作り食の飼い主さんは、緊急時の対応策を今から検討しておきたいですね。生食主にされている犬の飼い主さんは、良質のドライフードを、散歩時のご褒美に使用することで、ドライフードに抵抗が少なくなります。

 お水

フード同様に備え、いつも飲んでいる形状の容器も一緒に準備しておきましょう。
環境が変わってもそれだけで安心感を与えられるはずです。(フードも同様)
お水は怪我の手当にも使えることも。

お薬・病歴・ワクチン接種済み書など

飲んでいる薬があれば必ず準備して下さい。
健康状態やワクチン接種の状態の啓示を必要とすることがあるかもしれません。忘れずに準備しましょう。もし、今までの治療などの経緯がわかる物がなければ、覚えている範囲で記入しておきましょう。ペット健康手帳などを購入し活用してみては。

首輪・ネームプレート・鑑礼・マイクロチップ

逃げ出した時のために普段から首輪をつけましょう。合わせてネームプレート、鑑札、予防注射済票も付け、マイクロチップが装着されていれば、万が一、離れ離れになっても、戻る可能性が高いです。先の震災では、似たような犬や猫が沢山飼い主さんと別れ別れになり、首輪はあっても、鑑札なし、マイクロチップなし、名前も無い!2度と会えなくなってしまった現実があります。

※鑑札は登録料3,000円(地域によって変動)を支払い保健所で受け取れます。ペットの戸籍を取るようなものと考えて頂ければ。鑑札と予防注射済証は狂犬病予防法でつけるようになっています。
※マイクロチップは動物病院で装着できます。料金は病院によって異なります。装着費用の他に登録料1,000円がかかります。登録料を振り込んで登録完了になりますので、忘れずにおこなって下さい。 

トイレシート

避難所の共同生活では衛生管理はとても大切です。
慣れない環境でのトイレは、動物も緊張します。普段の習慣を実行出来ないことも考えられるので、トイレシート、マナーベルト型の男の子用おむつ、女の子用おむつの便利性を活用しましょう。

 タオル・新聞紙・段ボール

寒さ対策や、トイレシートの代わりになるので古タオル、段ボールまたは新聞紙をとっておきましょう。

 ケージ・キャリーケース・クレート・リード・洗濯ネット

環境の変化でのストレスを軽減するためにも居場所を確保してあげましょう。また、ケース類は使い慣れたものがいいので補強をしっかりしておき名前を入れておきましょう。
トイレ同様に環境が変わると上手くクレート等で生活をしてくれない恐れがあります。逃げ出さない為にも、今から、クレート訓練を実践してみましょう。
リードもいつも使っている物ともう一つ伸びないイタイプの物を準備しておきましょう。
洗濯ネットは猫が落ちく傾向にあるそうです。こちらはご参考までに。

3.避難所と避難経路を確認する

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避難所

基本的には自宅が危険な状況におちいった時のみ避難して下さい。その時のために確実な避難所を探しておきましょう。しかし、同行避難が可能とは限りません。その際に、動物をどうするかを家族で話しておく必要があります。
車中避難はお勧めできません。エコノミークラス症候群で命を落とした飼い主さんもいたことがニュースで報じられています。同行避難ができても飼い主がいなくなりペットが途方に暮れてしまってはなんの意味もありません。

※地域によって避難先での対応は変わってきます。対応については市役所、区役所等で聞いておきましょう。
~中野区と練馬区の対応~
屋外での飼育(状況によっては屋内)になるが同行避難の受け入れをすすめています。食べ物、ケージ等の備蓄はありません。細かいことは各自自治体によって進み具合にちがいがあります。動きの遅い自治体に対しては皆さんが協力して、大切な家族のために働きかけることも必要です。

避難経路

火災の恐れ、ガラスの飛散などを想定しペットと歩けるか、抱えても向かえるかを踏まえ安全な避難経路を確認しておきましょう。できれば、地図などに示し家族で共有できるようにしておくことをお勧めします。ペットと家族で避難訓練的なものをしてみて下さい。

4.しつけと予防注射をしておく

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しつけ

  • 名前を呼んで自分を認識し、戻ってくる訓練。
  • 「待て」「お座り」「伏せ」といった基本的なこと。
  • クレート等を嫌がらない
    →そこが嫌な場所ではないと意識付けいつでも入れるようにしておく。
  • 無駄吠えをしない
    →人や他の動物と触れ合う機会をつくり飼い主以外にもならしておく。しかし、1番は飼い主の方との信頼関係を築くことです。
  • 攻撃的にならない
    →問題がある場合は、今からトレーナーに相談することを薦めます。
  • 決められた場所での排泄
    →トイレシートの対応同様に対応。

予防注射と病気対策

  • 日常の健康管理に注意し、異常がある際は治療をしておく。
  • 狂犬病予防注射やワクチン接種をしっかり済ませておく。
    (狂犬病予防注射は保健所に届を出し金属のプレートをもらうことで初めて終了しことになります。)
  • 寄生虫や病気の予防と駆除。(のみ、オウム病など)
  • 不妊去勢処置
    ※不妊去勢処置は日常生活や避難所生活での予期せぬ繁殖防止、様々な病気の 予防にもなります。処置の重要性に詳しい獣医師に相談して下さい。

東日本大震災の際に多かったトラブルは犬の鳴き声や臭いなどがあげられています。
避難先は共同生活となり周りへの配慮が必要です。同行避難できる場所を失わないためにも上記のことを一つの対策とし心得ておきましょう。

5.迷子になった時の対応方法を確認しておく

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ペットの情報

写真、名前、犬種、年齢、性格、特徴、飼い主の情報などをカードにして持ち歩くことで、それをもとにポスターなどを作成し広範囲で探せます。同じものを携帯・スマートフォンにも入れておきましょう。

ご近所の方&ペット仲間

家族以外との交流をもっていることで保護してくださったり、何か情報をくれることもあります。

動物救護本部

保護されているかもしれません。ネットがつながる環境でしたらそちらをチェックしてみて下さい。


上記に記した事柄は、犬や猫など、伴侶動物に関しての最低限の情報を御紹介させて頂きました。もしものために備え、大切なペットを守ってあげれる準備をしてみて下さい。

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